成績評価・進級
成績評価
各教科の成績の評価は,成績評価点あるいは成績評価表示で行われます。いずれも進級及び卒業判定の基礎となります。成績評価点は,学年評価点の算出に用いられます。
成績評価点
成績評価点は教科の最終成績で,その最高は100点です。
学年評価点
学年評価点は,学年内に履修した教科の成績評価点,単位数及び科目係数から算出します。
なお,学年評価点は小数第1位を四捨五入した整数です。
なお,学年評価点は小数第1位を四捨五入した整数です。
科目係数
科目係数は“授業の方法等”によって,次の表のとおりに定められています。
科目等 | 科目係数 |
講義科目,外国語科目,演習科目,実技科目 | 1 |
実験科目,実習科目 | 2 |
成績評価表示
以下の科目の評価は,成績評価表示で行われます。
歯科学統合演習のS,A,B,C判定基準は,各学年とも年度始めのカリキュラム説明で周知されます。
第1学年 | 自主創造の基礎,第2外国語科目,教養総合講義,歯科学統合演習Ⅰ |
第2学年 | 教養総合講義,生体基礎総合演習,歯科学統合演習Ⅱ,アドバンスト外国語 |
第3学年 | 特別研究,歯科学統合演習Ⅲ,アドバンスト外国語 |
第4学年 | 専門総合特別講義Ⅲ,歯科学統合演習Ⅳ,アドバンスト外国語 |
第5学年 | 歯学部統合演習Ⅴ,アドバンスト外国語 |
第6学年 | 歯科学統合演習Ⅵa,歯科学統合演習Ⅵb,医療人間科学Ⅵ,口腔健康学,社会歯科学, 専門歯科学,先端歯科治療学,アドバンスト歯科学演習,隣接医学Ⅰ,隣接医学Ⅱ |
単位の認定と学業成績
進級あるいは卒業判定で単位認定がなされた場合は,履修した教科の学業成績は次のように学籍簿に記録されます。
学業成績
学業成績は,各教科の成績評価点,成績評価表示に従い,次の5種で表します。
S(100~90点)
A(89~80点)
B(79~70点)
C(69~60点)
D(-)
なお,成績評価点が59点以下の教科がある場合,その科目の成績評価点は60点となります。
S(100~90点)
A(89~80点)
B(79~70点)
C(69~60点)
D(-)
なお,成績評価点が59点以下の教科がある場合,その科目の成績評価点は60点となります。
単位の認定
履修したすべての教科について,所定の単位が認定されます。
また,日本大学とエリザベスタウン・カレッジとの協定に基づき,サマースクールを受講し,所定の成績を修めた者にも単位が認定されます。ただし,この単位と自由選択科目・アドバンスト外国語Ⅰ,Ⅱの単位は卒業の要件に含まれるものではありません。
また,日本大学とエリザベスタウン・カレッジとの協定に基づき,サマースクールを受講し,所定の成績を修めた者にも単位が認定されます。ただし,この単位と自由選択科目・アドバンスト外国語Ⅰ,Ⅱの単位は卒業の要件に含まれるものではありません。
GPA(Grade Point Average)
各教科の評価に該当する係数を定め,次の計算式によりGPAを算出します。このGPAは,各教科の成績評価とともに,累積された修得単位について計算され,成績証明書に記載されます。
係数
各教科の評価に対する係数は,次のとおり定められています。
S=4、A=3、B=2、C=1
S=4、A=3、B=2、C=1
計算式
(1)=4×Sの修得単位数
(2)=3×Aの修得単位数
(3)=2×Bの修得単位数
(4)=1×Cの修得単位数
小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位を有効とします。
(2)=3×Aの修得単位数
(3)=2×Bの修得単位数
(4)=1×Cの修得単位数
小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位を有効とします。
対象教科
原則として,進級あるいは卒業により認定された全ての教科が対象になります。
ただし,次の授業科目や修得単位等は計算に含めません。
ただし,次の授業科目や修得単位等は計算に含めません。
- 教養総合講義で必修単位数である2単位を超えて修得した教科
- アドバンスト外国語Ⅰ,Ⅱ
- 短期海外研修(サマースクール)等の参加により認定された単位
- 編入学生の編入学時認定単位
- その他卒業条件に必要とならない修得単位
進級・卒業・原級
進級・卒業
進級及び卒業は,学年評価点,各教科の成績評価点・成績評価表示を基礎として,教授会で審議の上,判定されま
す。
なお,判定結果は掲示されます。
す。
なお,判定結果は掲示されます。
卒業の要件
本学部に6年以上在学して,総計196単位以上を修得した者は,部則第15条によって,教授会で審議の上,卒業が認められます。卒業者には,学士(歯学)の学位が授与されます。
原級
次の一つに該当するときは,部則第13条によって,原則として原級(留年)となります。
- 学年評価点が59点以下の者
- 成績評価点を得ていない授業科目がある者
- 履修学年に定めた成績評価表示を得ていない授業科目がある者
- 上記1~3以外の事由により,教授会の審議を経て,学部長が進級・卒業するにふさわしくないと判定した者
履修の年限
原級(休学を含む)を繰り返し,同一学年における履修の年限である3年を超える場合には,学則第77条及び部則第2条によって,退学となります。
原級者の履修
1. 学業成績結果により原級となった者は,次のとおり再履修しなければなりません。
① 成績評価点 80 点以上が得られなかった科目
② 成績評価表示 C 以上が得られなかった科目
③ 歯科学統合演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ
④ 臨床歯科学Ⅱ(臨床実習)
⑤ 専門総合特別講義Ⅲ(共用試験 OSCE の結果に基づいて成績評価表示がなされる科目)
⑥ アドバンスト歯科学演習(症例演習)
2. 再履修対象外の科目は原級年度の評価が適用されますので,当該科目を履修する必要はありません。
① 成績評価点 80 点以上が得られなかった科目
② 成績評価表示 C 以上が得られなかった科目
③ 歯科学統合演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ
④ 臨床歯科学Ⅱ(臨床実習)
⑤ 専門総合特別講義Ⅲ(共用試験 OSCE の結果に基づいて成績評価表示がなされる科目)
⑥ アドバンスト歯科学演習(症例演習)
2. 再履修対象外の科目は原級年度の評価が適用されますので,当該科目を履修する必要はありません。