施設紹介

日本大学大学院歯学研究科の拠点です。図書館の他、総合歯学研究所の共同利用施設があり研究活動を支えています。
また、マルチメディア講堂、大講堂などを有し研究成果の発表の場としても活用されています。

本館

本館は、「教育・研究・臨床の融合」を図る新校舎・新歯科病院を建設するというコンセプトの下で、令和4年4月1日から本格稼働しました。
新校舎棟は、地上7階地下2階のうち、2階と3階に165人収容の講義室が配置され、1年次から6年次までの全ての学生が新しい講義室を利用します。地下1階と4階には、実習室を配置、5階から7階までは、基礎系の研究室と材料・組織系・培養系・動物系の実験を行う共用ラボを配置します。
1階と地下1階には、グループスタディルームやラーニングコモンズ型の図書館が、また、地下1階には憩いの場として、ラウンジが配置されています。

主体的に学ぶ

新校舎の1階にある図書館には、歯科学を中心とした最新の生命科学系図書・雑誌を配備しており、電子ブック・電子論文も多数取り揃えています。また、学生による選書図書(学生選書)により、生命科学系以外の分野の図書、ベストセラーや小説なども提供しています。館内には、可動式のホワイトボードや机を備えたラーニングコモンズを設置し、明るく開放的な空間で学生の主体的な学びをサポートする環境を整えています。

図書館
図書館閲覧室
ラーニングコモンズ

共に学ぶ

地下1階には、学生の学修支援に向けた新たなスペースとして閲覧室兼自習室エリアがあります。静粛な環境のもと集中して学修できるスペースを提供しています。同じフロアにはグループスタディルームも計7ブース(定員3 ~ 8人)設置。壁全面がホワイトボードになっており、グループ学習や少人数のミーティングなどで利用されます。

グループスタディルーム
グループスタディルーム

最新の設備で学ぶ

第4実習室
実習室(スキルラボ)

4階には、臨床手技のシミュレーション教育を行うスキルスラボを配置しています。最新鋭の診療用ユニットを用いて、診療室と同じ環境で実際の診療をイメージしたトレーニングを行い、臨床手技のレベルアップを図ります。

実習室

主に第1~3学年が基礎科学・基礎歯科医学を学ぶための実習室があり、移動可能な大型モニターやICT機器を用いた実習が可能な設備となっています。

講義室

先端的歯科医療の現場で学ぶ

日本大学歯学部付属歯科病院は、アクセスの良い都心に位置する大学病院として、むし歯、歯周病や顎顔面等における疾患を持つ患者さんを広く受け入れています。歯科用ユニット144台、24床の入院設備に加えて、感染症患者さんのための治療設備や身体の不自由な患者さんのための治療設備も備えています。

第5・6学年における診療参加型臨床実習では、年間約18万人の来院患者数を誇る付属歯科病院で、多様な症例に触れながら、歯科医師としてのプロフェッショナリズムや知識・態度・技能を学びます。

5年次の診療参加型臨床実習
歯科病院診療室
手術室
小児歯科診療室

憩う

ラウンジ
テラス

Others

創設百周年記念講堂
本館正面入口
外観東面外構

3号館

保健室や、教務課、学生課などの事務室があります。地下には各クラブの部室やウェイトルーム、シャワー室を備えています。

4号館

歯学部創設80周年記念事業として平成18年に竣工した建物です。講義室や会議室があります。

体育施設

日本大学歯科体育施設は千葉県松戸市にあり、松戸歯学部と共同で使用されています。
第1学年の体育実技は、これらの体育施設でも行われます。また、体育部のクラブ活動にも利用されています。

交通案内

所在地 〒271-0061 千葉県松戸市栄町西2-870-1

納骨堂 「松戸霊園」

本学部学生の解剖学実習のために献体された方々のご遺体は、解剖実習後、荼毘に付された後にご遺族の方々へご遺骨をお返ししています。献体者に身寄りが全く無い場合やご遺族の都合によってご遺骨を引き取れない場合があります。このようなご遺骨を納骨するため、千葉県松戸市の「松戸霊苑」に、日本大学歯学部納骨堂を建立しました。この納骨堂は約1,200体のご遺骨が収容可能で、現在約500体のご遺骨が安置されています。

所在地 〒270-2214 千葉県松戸市松飛台233番地 松戸霊苑12区1-2側5番
面積 55m2
構築物構造 鉄筋コンクリート造 地上1階 地下1階(延面積 30.24m2

厚生施設

日本大学には、全国に研修所やセミナーハウスなどの厚生施設があり、課外授業や研究会・クラブ活動のほか、友人たちとの親睦の場としても利用されています。