基礎科学系

歯科医療情報管理学分野

分野紹介

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基礎自然科学分野(物理学)

分野紹介

基礎自然科学分野(物理)では、第1学年の物理学1、2、医療統計学、自主創造の基礎の科目を担当しています。物理学1、2では、科学の基礎となっている物理学の基礎的知識を学修します。これらの基礎知識には、力学や電磁気学をはじめとする様々な物理法則が存在します。これらの法則は、我々の生活を支える技術の基盤となっており、歯科医療においても物理学の原理を用いた診断・治療の医療機器が多く存在し、これら医療機器無しではもはや歯科医療が成り立たないと言っても過言ではありません。この歯科医療と物理との結びつきを理解するためにも、実験し、議論して物理学の論理的な思考法を修得します。そして、問題解決能力および将来の歯科医学研究の基礎的能力を養います。

担当教員は、歯科医療機器の開発を研究テーマに臨床歯科学の講座と協同研究を実践しており、その研究成果(相対値法による電気的根管長測定器等)は世界でも認められています。そして、それら成果を教育へ還元することに努めています。

基礎自然科学分野(化学)

分野紹介

基礎自然科学分野の化学教室は、主に第一学年の講義や実習で、歯学部で学んでいくために欠かすことのできない、そして生涯必要な科学的な考え方や知識の修得のための講義や実習を担当しています。科目名をあげれば、物理化学、有機化学、生体高分子、化学実験などになります。そこで学ぶことは、物質の状態や構造が変化するときには法則や理由があるという、科学の根本の理解です。高校までの化学で、反応式や記号を暗記するのが化学だと思っている人の考えを改める機会となることを願っています。また、生体分子に関する講義は、第二学年以上での講義や実習の理解に直結する内容です。大学で学ぶ内容はあらゆる科目が体系的に結びついているものであり、大学で学ぶということはその学問体系を理解することであり、雑学の寄せ集めではないということを知る重要な機会でもあります。

基礎自然科学分野(生物学)

分野紹介

どんな授業内容?

「生物学」の科目を担当しています。「生物学」では高等学校で習う内容を再度行うのでは無く、歯科医学を学んでいくのに必要な、細胞生物学や基本的な人体の構造と機能、遺伝学に関わる内容を中心として授業を進めていきます。また、授業内容に関連する実習を行うことで、座学で習得した知識は実際にはどのように見えるものなのかを経験してもらえるような機会を作っています。

高校の「生物」との兼ね合いは?

授業内容は歯科医師を目指す人が必要となる知識を得てもらうためのものですので、高等学校の「生物」を履修した人でもこれまで習っていない知識に多く触れることになり、新しい発見、より深い知識の習得ができます。また、高等学校で「生物」を履修して来なかった人でも理解できるように、授業の組み立てを行っております。実際、「生物」を履修していないので不安という学生さんから、覚えることが多かったが理解が進み、はじまったら不安なく学べたとのアンケートを多く頂いています。「生物」の履修の有無に関わらず、大学でしっかりと学んで頂けたらと思います。

どんな研究をしている先生が担当しているの?

担当教員らは神経科学に関わる内容を研究テーマとしており、脳の感覚情報処理機構に関しての検討などを行っています。