教育研究上の目的

教育研究上の目的

歯学部の前身である東洋歯科医学校の創設者である佐藤運雄先生の唱えた「歯学を口腔に止めず、常に全身と関連づけて学ぶ」という医学的歯学を校是とした教育を基盤としている。さらに、人間教育としては、師による人格の教化と切磋琢磨を基本としている。
また、医療人として、生涯にわたり自己の資質の向上に努め、社会に有為なスキルの高い歯科医師を養成する。

歯学科

専門的知識や的確な医療技術と豊かな人間性を有する歯科医師を養成する。すなわち、幅広い教養と総合的な判断力の上に立って、常に最新の科学的情報を基にして問題を探求する能力の高揚と、診療に際して患者本位の歯科医療に携わることのできるスキルを備えた歯科医師を養成する。

歯学部の教育理念

大正5年、佐藤運雄博士が創立した東洋歯科医学校が、歯学部の前身です。当時の日本の歯学は、基礎医学の知識に乏しく技術偏重であったため、佐藤博士は、当時としては極めて先駆的な「医学的歯学」の教育理念、すなわち、歯学を単に口腔や歯だけにとどめず、全身との関連において組織的に学ぶことの重要性を強調しました。この理念は、現在、日本の歯科教育の基本となっています。

歯学部の教育目的

本学部は「日本大学の目的及び使命に則り、歯学の理論及びその応用を教授・応用し、併せて人格を陶冶して有為な歯科医師を養成すること」を教育目的としています。
すなわち、幅広い教養と総合的な判断力の上に立って、常に最新の科学的情報を基にして問題を探求する能力の高揚と、診療に際して患者本位の歯科医療に携わることのできる以下のスキルを備えた歯科医師を養成します。

  1. 医学的歯学の理念に基づく歯科医学の専門知識と医療技術を備えている。
  2. 豊かな教養と寛容な人間性を備え発信力のある医療人として活躍できる。
  3. 生命を尊重し奉仕の心と高い倫理観を有している。
  4. 医療・社会の進歩や変革、生涯学習に対応できる省察力と探求心を備えている。
  5. 国民の健康維持・増進に貢献し、地域口腔保健活動でリーダーシップを発揮できる。