利用一般
図書館利用上の注意
●荷物を放置したまま、長時間にわたって席を離れないでください。ラーニングコモンズは30分,他のエリアでは60分を目安に回収して,カウンターで預かることがあります。
●荷物を放置したまま、閉館時間を過ぎてしまった場合、荷物は翌開館日までお渡しできません。
●貴重品は各自で管理してください。盗難等が発生した場合、図書館では責任を負いません。
●禁止事項
・飲食物の持ち込み(キャップ付き飲料は可,飲料等をこぼしたらすぐにお知らせください)
・迷惑行為
利用一覧表
利用区分 | 利用証 | 一般貸出 | 一時貸出 | |||||
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貸出冊数 | 貸出期間 | 延長 | 貸出冊数 | 貸出期間 | ||||
歯学部 | 学生 | 学生証 | 5 | 2週間 | 1回のみ可能 | 5 | 当日 | |
教職員 | 教職員証 | |||||||
他学部 | 学生 | 学生証 | 3 | × | × | |||
教職員 | 図書館利用カード | |||||||
歯学部卒業生 | 図書館利用カード | |||||||
歯学部退職者(元教職員) | 図書館利用カード | |||||||
分館長が許可した方 | 許可証と身分証 | 閲覧・複写・席利用のみ | ||||||
校友会正会員・iクラブ会員 | 会員証 | |||||||
他学部卒業生 | 卒業を証明する書類と身分証 | |||||||
他大学に所属している方 | 所属大学図書館の紹介状と身分証 | |||||||
一般の方 | 公共図書館の紹介状と身分証 |
入退館ゲート
入退館の際には利用証による認証が必要です。忘れた場合はカウンターへ申告してください。
貸出
貸出資料と利用証をカウンターに提示してください。 利用証の貸し借り及び資料の又貸しは禁止です。
貸出資料と利用証をカウンターに提示してください。
学生・大学院生:学生証を使用します。
専任教職員:教職員証を使用します。貸出登録の必要はありません。
非専任教職員:教職員証を使用します。貸出登録が必要です。有効期間は1年です。
返却
開館中はカウンターに返却してください。閉館中は本館ゲート前の返却ボックスへ入れてください。
一時貸出
未製本雑誌や禁帯出ラベルが付いた資料は一時貸出で館外利用ができます。
貸出延長
ご自宅のパソコンからでも、iPadやiPhoneでも、
インターネットのできる環境であれば、貸出延長ができます。
※同窓生、他学部生は利用できません。
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歯学部図書館ウェブサイトからMyOPACへアクセス
ログイン画面になるのでID/PWを入力してログインします。
利用者ID ・・・学生証のバーコードの下にある16桁
パスワード・・・学生の方は生年月日8ケタ。例えば1995年6月17日生まれ→19950617
教職員の方は初期設定パスワードをカウンターでお渡しします。
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「利用者サービス」の「貸出・予約状況照会」を選択します。
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貸出中の資料が表示されます。
延長ボタンをクリックしてください。
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ワンクリックで延長できてしまいます。よく確かめてからクリックしましょう。
延長は1回までです。返却期限日は延長した日から2週間です。
※貸出資料に予約が入っている場合は延長できません。
※延滞した貸出資料がある場合は延長できません。
期限日前日メール,督促メール
登録したメールアドレスに通知メールが届きます。
延滞した場合
延滞した日数分,資料の貸出が停止となります。
紛失・汚損した場合
現物購入による弁償となります 速やかにお申し出ください。
卒業生、学外の方
卒業生、元教職員、学外の方
対象者
・日本大学歯学部(附属専門学校含む)及び日本大学大学院歯学研究科を卒業,修了した者
・過去に日本大学歯学部(附属歯科病院を含む)に在籍していた教職員,研修歯科医
利用できるサービス
・ 閲覧
・ 図書の貸出 冊数 : 3冊まで
期間 : 2週間
※予約・期間延長はできません。雑誌の貸出はできません。
・ 館内複写
・ 文献複写
・ 都内23区に在住・在勤の方は原則として直接来館してください。
・ FAXでの文献送信は行いません。
・ 他大学からの文献取り寄せはできません。
利用できないサービス
・ データベース・電子ジャーナルの利用は、契約条件により制限される場合があります。
・ MyOPAC
利用証の発行
必要な書類
・ 身分証明書(運転免許証など,現住所が確認できるもの)
事前に申込フォームから利用登録をお済ませいただくと、来館時スムーズにご案内できます。
その他
・ 利用期限は,発行した各年度末の3月31日までです。
・ 延滞中の資料(在学中に借りたもの)がある場合は,利用証は発行しません。
・ 入力された個人情報は閲覧・貸出に関する業務のみで使用し,それ以外の目的では使用しません。
【日大他学部卒業生の方】
・卒業を証明する書類と身分証をご持参ください。
・閲覧・複写・席利用のみ可能です。
【校友会正会員・iクラブ会員の方】
・会員証をご持参ください。
・閲覧・複写・席利用のみ可能です。
【一般・他大学所属の方】
・公共図書館(または所属機関)発行の紹介状と身分証明書をご持参ください。なお、来館の際には、事前に公共図書館(または所属機関の図書館)で、希望される本学資料の所蔵問い合わせをFAXにて行ってもらってください。
・閲覧・複写・席利用のみ可能です。
・来館は閉館1時間前までにお越しください。
寄贈について
寄贈について
1 寄贈を受け付ける図書は以下のものとなります。
①直近10年以内刊行の歯学関連図書
②複数の版がある場合は,最新版のみ
③同一書籍は2冊まで
④汚損,破損の無いもの
2 送料が発生する場合はご寄贈者様の負担でお願いいたします。
3 事前に受入れの可否を知りたい場合は,寄贈書の明細をご提出ください。
4 寄贈後の取扱いについて
①寄贈くださった図書の取扱いは歯学部図書館に一任願います
② 所蔵状況・書架の狭隘等により受入れることが出来ず,廃棄の措置をさせていただく場合があります
5 お礼状の送付は控えさせていただいております。今後ともご協力,ご支援をお願い申し上げお礼とさせていただきます。
サービス
サービス利用一覧表
当館未所蔵資料の提供(相互利用・PDF提供等)
論文単位でPDFを提供するサービスです。本学部に所蔵が無い電子文献はReprints Deskで提供します。利用者の負担はありません。
【論文の複写】
本学部に所蔵が無い論文、雑誌記事の内,冊子体文献は日本大学他学部図書館や他大学図書館へ複写の依頼を行います。実費負担となります。
【図書の取り寄せ】
本学部に所蔵が無い図書は日本大学他学部図書館や他大学図書館へ取り寄せの依頼を行います。
日本大学他学部図書館からの取り寄せは無料です。 雑誌の取り寄せはできません。
【訪問利用】
①日本大学の各学部図書館を学生証、教職員証により利用することができます。
②他大学図書館の訪問利用を希望する場合は紹介状を発行します。国立大学図書館については基本的には紹介状不要で入館ができますが,訪問前に利用条件を確認をしてください。
歯学部分館について
沿革
歯学部分館の沿革
大正9年(1920)年の設置認可書の「学則」に,以下の記載があります。
「本校内ニ図書室ヲ設置シ斯学研究ノ便ニ供ス,閲覧規定ハ別ニ之ヲ定ム」
また,『日本大学歯学部六十年史』の記載によると,
「大正11年6月,東洋歯科が日本大学専門部歯科となるに及んで,佐藤運雄歯科長は,図書室の重要性を痛感するとともに,強い関心を示し,その開設をみるに至ったのである。」このことから図書室の始まりは大正9年から大正11年頃と推定されます。
本学部の前身である東洋歯科医学校の設立は大正5年です。当初は各種学校でしたが,大正9年に専門学校令による専門学校に昇格しました。大正10年に日本大学に合併し,日本大学専門部歯科となりました。
開設当時の図書室の運営は,佐藤歯科長が図書室長を兼ね,その後も歴代の歯科長が図書室長を兼務していました。大正12(1923)年の関東大震災の折に蔵書が散逸・焼失したため開設当時の蔵書数は不明です。
昭和22(1947)年6月,大学昇格とともに,図書室の整備拡充が望まれ,本部図書館の支館として歯学部図書分室が置かれました。また,昭和32年4月には日本大学図書館歯学部分館と改組されました。
昭和31(1956)年に大学院が設置されましたが,大学院の設立に当たっては蔵書数,内容,和洋図書・雑誌種類,バックナンバー等に厳重な規定があり,当時の図書分室はこの定数に追いつけない状態であったため。当時の分室長木所正直教授ほかは,その整備に尽力し,設置委員(文部省)の実地視察までのわずか半年間に,3名の館員と共に購入・整理に当たったとのことです。
昭和44(1969)年11月には本大学の図書館機構の改革に伴い,歯学部図書館が誕生しました。館員は8名に増強され,図書収納・貸出から,更に複写サービス及び文献検索補助などその業務を広げることになりました。昭和49(1974)年初頭には雑誌関係の
書架を電動式に変えて収蔵能力の増大を図りました。
昭和48(1973)年から,図書資料の貸出方法が変更されました。それまでは教職員のみへの貸出しでしたが。これを利用者登録制としたことで学生への貸出しも可能となりました。
昭和51(1976)年度の図書購入費は昭和39年度の約10倍となり、開館日数は253日で,利用者数は1日平均93名となり,昭和39年度の約3倍となりました。
昭和55(1980)年,学術文献の増加・多様化,コンピューター検索及び二次資料の普及に伴って,本学部でも時代に即したサービスや利用しやすい図書館づくりを目指すこととなりました。図書館職員の質的向上を図るために,日本医学図書館協会が主催する研究集会への参加が開始されました。利用者に対しては,新入生へのオリエンテーションや利用案内の配布,広報活動としては,月1回の新着図書案内,雑誌特集記事案内などを提供しました。
昭和58(1983)年,本部総合図書館により,近代歯科医学が始まったとされる16世紀の1542年から1975年までの歯学関係古典文献を多数購入しました。これは,医学部,歯学部,松戸歯学部を通じて,日本大学として医学,歯学及び薬学関係の古典的蔵書を所蔵しようとする経緯があったためです。当時,歯学部図書館は3学部の中で地理的利便性に優れていることもあり,歯学部図書館を中心にこれらの文献が集められました。