カリキュラム2000

 21世紀に向けた医師・歯科医師育成の基本的な考え方として、国民の命と健康を守るため生涯にわたって研鑽に励む意識と使命感、倫理観を備えた人を育成することがあります。

そこで・・・・

 本学部では、建学の精神を活かしながら、21世紀の国民の健康を創る歯科医師の育成を図るため、平成12年度に新カリキュラムを導入しています。


基 本 構 想

これまでのカリキュラムの教育目標
学習意欲の向上
 
判断力・応用力の育成
  
これらを踏まえつつ
 
 
 
課題探求能力(自己学習能力)をさらに高める
  
患者本位の歯科医療に携わることができる人間性
的確な診査・診断・治療のできる歯科医師
何を求めたのか

旧来のカリキュラムの教育目標である、「学生の学習意欲の向上と判断力・応用力の育成」を踏まえつつ、課題探求能力(自己学習能力)をさらに高め、患者本位の歯科医療に携わることができる人間性豊かで、的確な診査・診断・治療のできる歯科医師育成を図る教育課程の策定を行いました。

   
経年的に人格を磨く
早期体験実習を含むモチベーションに留意した教養教育

自己学習を促すテュートリアル方式による教育の全教育課程における採り入れ

まず、経年的に人格を磨く観点から、各学年の教育目標を定めるとともに、早期体験実習を含むモチベーションに留意した教養教育および自己学習を促すテュートリアル方式による教育を、全教育課程に採り入れました。
   
歯科医学領域の細分化と学際化
将来の教授内容の変化にも対応
教授内容の重複や過重な授業内容の見直し

基礎的・基本的内容を重点的に教授

現行授業科目を改廃し、できるだけ精選・統合

卒業要件単位数は198単位

自己学習の時間を多く設ける

また、細分化と学際化の著しい歯科医学領域にあって、教授内容の重複や過重な授業内容を見直し、基礎的・基本的内容を重点的に教授するとともに、将来の教授内容の変化にも対応するため、現行授業科目を改廃し、できるだけ精選・統合しました。

新カリキュラムの卒業要件単位数は198単位とし、自己学習の時間を多く設けました。

授業区分と学年配置

人間科学
 歯科医師として、また社会人としての幅広い人間形成を教育目標とする区分で、履修期間を1〜4学年とし、医療人間科学、健康科学、英語、ドイツ語、教養総合講義を配置しました。
 教養総合講義は日本大学相互履修科目を選択し、履修することも可能で、学生自身が個の特性を育むことが期待されます。

基礎科学
 生命科学や歯科医学の基礎を理解するために学ぶ区分で、数理情報科学と基礎自然科学から成り、1学年に重点的に配置しました。

生命科学
 人体の構造と機能に関する基礎知識を学ぶ区分で、2学年では生体の正常(健康)と生命の発生・発育を、3学年では生体の異常(疾患)を修得します。

口腔科学
口腔科学には口腔基礎科学と口腔臨床科学の2つの授業科目群があります

口腔基礎科学:口腔領域に関する生体の構造と機能を学び、歯科医療を行うための基礎知識を学ぶ区分で、2学年で口腔領域の構造と機能、3学年では病態、健康維持などの基礎歯科医学を修得します。

口腔臨床科学3学年から始まる領域別・疾患別の臨床系科目では、歯科疾患の診査・診断・治療法の手技を学びます。また、5学年の授業料目は臨床歯科学のみとし、歯科病院内では Chair Side Education(CSE)をテュートリアル方式で1年間学びます。6学年前期では隣接医学、社会歯科学、専門歯科学(歯科矯正学、小児歯科学など)、先端歯科治療学とともにアドバンスト歯科学演習を学びます。この演習は、厚生労働省臨床研修検討小委員会の示す水準1のスキルをマスターすることを目標に、学生自身による選択的な学習を可能としました。

総合科学
 1、2学年にテュートリアル教育を、3学年にApproaches to Basic Research(講座配属)を配置し、学生の主体的な問題解決能力の育成に配慮しました。また、歯科医学を総合的に理解するため、現行の通り、6学年後期に総合歯科学演習を配置しました。

カリキュラム2000の授業区分と学年配置
は平成15年度開講分
1学年 2学年 3学年 4学年 5学年 6学年
  前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期
人間科学        
基礎科学                    
生命科学                  
口腔科学(基礎)                
口腔科学(臨床)          
総合科学              

主な新設科目

 患者に対応できる能力を養成するため、臨床実習前の4学年で医療コミュニケーションスキルを習得します。さらに、4学年後期では患者の一般口腔診査および全身症状の診断と顎口腔機能の診査・診断に関する科目を新設し、歯科医療の基礎となる顎口腔疾患の診査・診断能力を育みます。


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